どうなるBREXIT
本日英国のEU離脱の具体的な時期に関するニュースが有りました。
あと1年半ありません。渡英してからとくにタクシーやUberの運転手さん(アジア圏、特にパキスタン人が多い。皆プリウスが大好き)からEU離脱することによって大陸ヨーロッパからの流入が減ることは帰って社会保障費の負担が減少し、しっかり働いて税収に貢献できる外国人にはVISA取得などの追い風になるのではないかという意見をもらいました。
しかし現在も街では毎日若者のホームレスに出会うような英国です。EU離脱後にしっかりまず自国国民の社会保障を立て直せるのでしょうか?そして大陸ヨーロッパからフリーパスで流入してこなくなったとき、現在彼らが請け負っている仕事を英国人がやるのか?そしてもう既に英国内で定着している外国人はどうなる?
僕自身は現時点で来年度以降英国でフルタイム有給で働く可能性はありません。でも短い間とはいえ、この国に住んだものとしてBREXITの行き末はすごく気になります。
写真はバスのラッピング。新聞社の広告です。この"We agree to disagree"という言葉が好きです。”理解し合えないことを理解する”、これは多様性を認める社会で不要に諍いを起こすことなく、生きていく中で大切なことだと思います。渡英後それほど嫌な思いをしないで日々を過ごせていることもこの意識が多くの国民の中にあるからではないかと思います。もし"We agree to disagree"が"We disagree to disagree"になってしまったら?多様性を狭めることで生き残りを模索する国が散見される中で心配です。