英国で驚いたこと ホームレスが多い
僕は英国の地方都市に留学しています。
ロンドンのような大都会ではなく、自動車や列車で15分も走れば田園地域が広がるところです。今年度はロンドンを始め、物騒な事件が多い英国ですが、当地はのんびりと時間が流れています。
しかしながら渡英後すぐに感じたのは表題の通りホームレスの多さでした。
市内中心部の大通りだけでなく、国道沿いのバス停近くにも毎日必ずいてほぼ毎日お会いします。
気になったのは意外に若く、どう見ても同世代の方もいることでした。
調べてみると英国の失業率は4.5%で、実質賃金は減少中のようです。このあたりも移民政策やEU離脱に影響を与えていることは想像に難くありません。
英国と日本で似ていると感じたのは持ち家信仰で基本的に成人したら独立して生活するのが一般的のようです。
そのため、家賃やローンの支払が滞ってしまうことで若い世代のホームレスが生まれるとのことでした。
しかし、Council taxや銀行の口座開設でも体験しましたが、英国は住所証明が非常に大切なため、一旦そのような状況になった際に適切な公的扶助をどのように受けるのか、また再出発をどのようにするのかが非常に気になりました。