賃貸住宅契約の顛末
前回銀行口座開設までの経過を書きました。
次に手間がかかったのは賃貸住宅です。
最初大学の宿舎に入ったため、City councilを払っていません。(住居に税金がかかる)
そのため、公的機関からの請求書がないため、住所証明に支障を来したのでした。
銀行口座開設によって住所証明はできたのですが、いずれにせよ宿舎の退去期限が6月末であったため、賃貸住宅を新しく契約しなければなりません。
参考にしたのは以下のサイトです。
場所、ベッドルーム数、希望家賃などから検索ができます。
そこからローカルの不動産業者さんにコンタクトを取るのですが、イメージとして日本の引越し一括見積もりに近いのか、翌日から電話が鳴る鳴る(;・∀・)。
メールでのやりとり希望と書いたのに・・・。
そこでアタフタしながらアポイントを取って不動産業者さんに伺います。
ここで毎回試練にあいます。
まず、EU外外国人、大学生ではない。VISAはあるが給与は英国外から得ている。
物件は入居可能なのに複数回お断りをくらいました。
理由は以下のとおりです。
①英国人以外はダメ(注意事項に最初から書いておいて下さい(T_T))
②給与を英国からもらってないからダメ(一括で家賃払うって言ったのに)
③保証人がいないからダメ(渡英したばかりで保証人なんか頼めるか!)
最初は3ヶ月もあるし、夏には学生さん含めて人の移動が多いだろうし楽勝だろう♫と思っていたのに、1週間ほど賃貸住宅を探していると’まさか賃貸住宅を借りられずに帰国なんて憂き目に会うのか((((;゚Д゚))))’と悩みだしました。
選択肢が一件一件狭まっていく中で一件12ヶ月契約(宿舎退去後の滞在期間は9ヶ月なので3ヶ月分余計に払う)ならOKとの賃貸住宅があり、そこでお願いし、サインをしに行こうとしたところ業者さんから連絡がありました。
”ドバイのオーナーがやっぱり保証人用意してって”
ドバイ!?驚くところはそこではありません。
ここを失うとその時点で入居可能なところがなく、ゼロからのスタートとなります。
そのため、一括で支払うから保証人無しで入居させてくれと伝えました。
どこまで正確に話せたかは分かりませんが、それでOK。
無事渡英期間の住居を確保できたのでした。
以上の反省点から
①大学の宿舎に最初はいるのは楽だが、その後の手続が大変になる。
②フレキシブルな契約期間は期待できない。できれば渡英前に1年間契約で住居を決めておくべき。
③日系不動産業者の英国支店に仲介してもらう。
たとえばエ◯ブルとか。
のほうが良いかもしれません。しかし当然ながらロンドン以外は手薄になりますので、最初はRightmoveなどで検索したほうが無難かもしれません。
そんなこんなで契約した賃貸住宅ですが、築60年近いアパートです。
なかは綺麗ですが、備え付けの家具などちょいちょい壊れます。
修繕をお願いしても数日は来ないのも英国スタイルかもしれません。