へっぽこMD-PhD英国留学日記

2017年から英国に留学しています。渡英までや英国での生活で苦労したことを備忘録的に書き残すとともに、英国留学に興味のある方の参考になれば幸いです。

1年2ヶ月越しのアクセプト

世間は GWですね。帰国してはや1ヶ月半。大学の研究および大学病院の診療に慣れる間もなくあっという間に5月になってしまいました。

帰国後も留学中の研究業務に関してはすったもんだ現在進行系ですが、本日ようやく初回投稿から1年2ヶ月で一昨年の病院で最もチカラを入れていた臨床研究がアクセプトされました。

この論文は初回投稿から2誌にリジェクト(査読リジェクト1回、エディターズキック1回)→昨年度3誌目投稿して初回査読に7ヶ月、Major revision修正版提出後のリジェクトまで2ヶ月の合計9ヶ月を浪費してしまい、途方にくれていた研究です。

 

heppokomdphd.hatenadiary.jp

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正直最初は高望みしたジャーナルから投稿し始めましたが、だんだん高望みもできない、しかし、それなりのジャーナルに載せないと恩師に顔向けできないと苦しい状況に追い込まれました。望みをかけて今年最初にアクセプトされた雑誌が分野的には合致する+バツ3の状況としては納得できるジャーナルであったため投稿しました。

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 結果は初回査読に約2ヶ月でMinor revision+修正投稿受理まで2ヶ月とようやくスムーズに行きました。過去リジェクトされた3誌の指摘に準じて修正したのが良かったのか本当にホッとしました。一昨年の病院を離れてすでに1年以上たつのにそこでの仕事が完成できていないことがずっと気がかりでしたので、GWも最終日になりましたが重荷が軽くなった気がします。

 一昨年の病院の投稿中論文があと2編、留学中の研究論文が投稿中1編、投稿前2編。この投稿前2編がまたストレス源ですが、少しずつどうにか対処したいと思います。著者内でスピード感、必死さに差があると大いなるストレスになることを学びました。この教訓は帰国後に取り組んでいる臨床研究に生きています。

なお、近日再度渡英することになりました。

ヨーロッパでの関節外科系の学会が英国で開催されます。帰国後わずか1ヶ月半しかたっていませんが、随分久しぶりに渡英する気がします。英語大丈夫だろうか(汗)。

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留学から帰国してから休日になるべく仕事を忘れるようにしています。留学と違い国内の仕事は長丁場なのであまり最初から力んでバテてしまわないように。