ここが正念場か
金曜日は華金という意識は英国では強いらしく、同僚の帰宅時間はやや早めです。家族ファースト、休暇ファーストの考え方が浸透していること。病院は基本的にNHS管轄で公務員的であり、就業規則を遵守していることが理由としてあげられます。
今日は午前中工学部のポスドクが模擬骨に整形外科インプラントを挿入してほしいという依頼があったので模擬手術を行いました。
手術室から機材一式を借りて、インプラントはポスドク君が提供を受けたものを使用。模擬骨はプラスチックですが、当然機材は再度手術室で使用するためには滅菌などが必要です。手術室スタッフからすれば金曜日に余計な滅菌が必要になるので時間厳守で催促されました（その割には貸出依頼した物品に欠品が複数あり、再度借りに行かなければならないなどありましたが）。こちらは看護師も臨床専任とリサーチ看護師と職種が分かれていて名札にもResearch Nurseという記載があります。そのため手術室スタッフにしてみれば研究用の貸出は業務外という考えが強いのでしょう。
その後は現在抱えている論文案件
①留学業務：投稿前の画像関係の論文二編のうち、指導医提出し、指摘された箇所の修正
②年始から取り組んでいるメタアナリシスが解析終了したので方法、結果の書き始め
③日本の所属大学の研究：恩師の研究お手伝いのほぼ最終作業、ならびに
④昨日共著を依頼された日本の所属大学の新案件の論文探し
heppokomdphd.hatenadiary.jp
上記①〜④であっという間に夕方になってしまいました。
少しずつすべて進んでいますが、来週はこれに加えて工学部での実験もまたあります。
帰国時期が見え始めましたが、ここが正念場のようです。
日本帰国後すぐに留学中と同等の研究アクティビティを出すのは難しいので、どうにか進められるところまで進めないと。
