今更やり直しとは・・
2月に入ってちょっと困った連絡が入りました。内容は渡英後初期の5月から6月に行っていた研究で、画像から治療方針を選択したり、重症度グレードを記載するものでした。これは共著者としての参加でおそらく匿名化されたデータから検者間誤差を計測して診断基準の記述の正当性を評価することが目的かと思われます。たしか500症例を超えていて、渡英後実験の立ち上がりが遅く、時間に余裕があったので僕が担当することになったものだったと記憶しています。6月下旬に最終データを提出してはや8ヶ月弱、久しぶりに主研究者の先生(外部施設)から連絡が入ったと思いきや、申請段階で問題が有り、振り出しに戻ったとヽ(`Д´)ノ。
さらに我々にもう一度同じようなことをやれと。しかも2月末までに。ちょっと頭を抱えましたOrz。
断ってもいいのですが、こちらの指導医からもお願いされこの忙しい時期にやることになりました。こちらは手続きに時間がかかりすぎ、さらに行ったり来たりが多い気がします。1年限定の留学だからこそ無駄にできる時間はないのですが、先方はそんなことは気にしないのでしょう。自分が将来あるかどうかわかりませんが、フェローを預かるときにはこのことを忘れないようにしたいと思います。
日本のどこかで読んだ’研究さしすせそ’。'そ'は速報性(さっさと書いて出す)だったような。遅くてしかもやり直しじゃ困ります。
先日散歩がてら寄った博物館で。エッフェル塔の脚は人間の大腿骨の内部構造を参考にしたということを知りました。そういうふうに他分野からヒントを得られるアタマが欲しい・・。