ベルファストデータ収集無事終了
初日で躓いたベルファストの病院でのデータ収集ですが、無事木曜日夕方終了しました。
午後には教授にデータチェックをしてもらい、問題なしとの判断で終了しました。残念ながら臨床データを知らされずに画像評価を行っただけなので、是非臨床予後との関係を知りたいものです。逐一経過を教えてもらえるように頼んだので結果が楽しみです。しかしこちらに来る前の疑問点として、原則英国の医療は公的であり、イングランド内にいる際にはNHSのデータベースに全て入っていたので、なぜベルファストまで来なければならないのかという点でした。
つまりデータベースにアクセスできない理由を知りたかったのですが、こちらに来て納得。
イングランドの医療はNHSの管轄になりますが、北アイルランドはまた別の機関が管轄しているようです。ベルファストはBelfast Health and Social Care Trustが管轄機関らしく、データベースが別物でした。
またこちらで飲食をすると硬貨は同じなのですが紙幣発行銀行が違うことにも気づきました。イングランドの紙幣はBank of England発行ですが、北アイルランドの紙幣はBank of Irekand、Ulster Bank、そしてDanske Bankがありました。
英国ポンドであることは変わりないのですが、日本国内で日本円への両替はBank of England発行の英国ポンドしか行えないようです。
日本からはなかなか来る機会のない北アイルランド。いい経験となりました。1日自由時間となりましたので復路の飛行機まで少し観光したいと思います。