英国VISA Entry ClearanceとResidence Permitの違い
今回もVISA関係について書きます。入国後もいろいろ大変ですが、英国入国までが大変なので・・・。
前回までに書いたとおり、
VISA用の煩雑な書類を用意し、(しかも家族がいる方は人数分、同じ作業の繰り返し(;・∀・))、東京あるいは大阪のVISAセンターを予約し(平日だけですが、日本の三連休月曜日に開いていましたので仕事に穴を開けずに行けました)、書類はマニラへと送られます。日本の事務所はあくまで受付のみで、審査はマニラ、当然不備などあれば差し戻しもあるようです。なおVISAはパスポートに貼り付けられますので申請期間中はパスポートが手元になくなります。ご注意下さい。
そうこうして約3週後でしたが(有料で短縮サービスもあります)ようやく国際郵便でパスポートが帰ってきました。
開けてみてびっくり!VISAの有効期限が2017年4月までと書いてあります!
落ち着いて書類を見てみるとVISAは二段構成でパスポートに貼り付けられるのは入国許可のEntry Clearanceであり、入国後の滞在許可証はResidence Permitというクレジットカードサイズのものでした。なおResidence PermitはVISA申請時に記入する入居予定の住所の近くの郵便局に配達されます。入国後1週間以内に取りに行かないといけません。
なお、このときに気づいたのですがVISA申請は入国予定日の3ヶ月前からしか申請できません。つまり4月1日に入国予定の方は1月1日以降しか申請ができないのです。僕は知らずにオンライン申請を年内の終わらせていたため、滞在期間が少し短くなってしまいました。ご注意下さい。
写真はパスポート内のEntry ClearanceとResidence Permitです。
見ての通りNo work, No Public Funds/NHSとあります。Academic VIsitorの扱いの悪さを感じますがもともと有給で研究派遣の研究者を想定しているので仕方ないのかもしれません。NHSはNational Health Serviceの略です。no NHSへの対処方法に関しては後日お書きします。