アーケード街に思うこと
市街地中心部は古い町並みが立ち並びますが、ショッピング街で昔ながらのアーケード街があります。ミラノのアーケード街を彷彿とさせる装飾もあったので調べてみると1800年台終盤に作られたものもあるとのことでした。
街が戦火に見舞われなかったことや古い建物を壊さないで利用するヨーロッパの価値観のおかげでしょうか。いわゆる老舗ブランドなどのほうが古い建物に入っている感じがします。もちろんあちこちガタが来ていてトイレや水回り
など外出先で苦労することもありますが、様式美を残していくスタイルには感心させられます。日本も少し真似しても良い点かも?
ちなみに今日はバスの乗り継ぎ時間でふらり立ち寄りましたが、デパートやショッピングモール以外の多くの路面店は閉店していました。この前来たときは同じ時間にやっていたのにと思ったら金曜日だったのですね。写真を撮る頃には人通りも減っていました。渡英当初は不便に感じましたが、労働者側の立場にたてば納得できます。仕事について考えるいい機会となりました。