喫煙と肥満
本日英国の自治体で喫煙者や肥満者に改善するまで手術を延期するという方針を取っているところがあるというニュースを見ました。
確かに肥満の患者さんは多いです。手術室に出入りしていてもBMI 40以上はザラ。
35以下は正常ではないかと勘違いしてしまうくらい皆さん大きいです。
そのためかベッド間移動のスライダーが豊富。
医療費が基本無料の英国である以上、予防医学に舵をとるのはごもっともと思いますが、手術室のみならず街を歩いていても大きい方、路上喫煙のオンパレード。
僕は背が高くないので煙草の煙がもろに顔面直撃するんです。
嫌煙家ではありませんが、火傷とか怖いなと思いながら街を歩いています。
喫煙率16.9%で過去最低って・・(;・∀・)
日本は健康増進法施行以降路上喫煙はほとんど見なくなりました。
最初は喫煙者の方も遠く寒いところまで行かなくちゃならなくて大変だなと思っていましたが、医療費削減など目に見える成果は出たのでしょうか?
しかしEvidence Based Medicineの概念が生まれたといわれる英国ですが、健康に対する意識はまだまだ改善の余地ありのようです。