へっぽこMD-PhD英国留学日記

2017年から英国に留学しています。渡英までや英国での生活で苦労したことを備忘録的に書き残すとともに、英国留学に興味のある方の参考になれば幸いです。

動きの遅い同僚に仕事を進めてもらうために(海外編)

 アクセプト後4週間弱たってようやく論文のゲラ刷り確認が来ました。ゲラ刷りとは名ばかりで今は全部PDFですが。

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 渡英後留学中の業務でファーストオーサー2編、セカンドオーサー1編となりましたが、雑誌の格としてはこれが最も高い(といっても大したことない)のでとりあえずすぐに確認、修正して送り返しました。早く完成しないかな。

それ以外の留学中業務の進捗としてしばらく止まっていた放射線科との研究がようやく進みそうです。

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自分の指導医のチェックを経て その他の各共著者(5名)に確認のお願いを送ったのが年始。なんと返答率0%(汗)。見事なまでに。その後放射線科の指導医がふらりと僕のところに来てアドバイスをしようとしていたようですが、あいにくその日は実験で不在でした。

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 そのため、不在を詫び、アドバイス内容を尋ねるメールを送ったのですが、返答なし。あとで知ったのですが、放射線科の指導医は僕の研究所がある病院に来るのは火曜日午後だけだったようです。最近は火曜日に工学部に行くことも多いため、もう一度メールで催促した所先日ようやく確認後のファイルが送られてきました。しかしおそらく画像データのプロトコル作成などは本人が行ったのではなく、現在すでにイタリアに帰国した元フェローが行ったようです。’あと修正点彼にやってもらって’で終了。その彼は1月あたまのメールまったくリアクションありません(汗)。

日本ならここで機嫌悪くなってくるところですが、流石にこちらに来て11ヶ月目になるとこういうストレスも慣れっこです。

もう一度イタリア人フェロー殿に(放射線科の指導医をあからさまにCCに入れた上で)、’先日お送りしたファイルのコメントが4週間届いておりません。さらにあなたの元上司から修正をあなたに依頼するように指示を受けております。私の留学期間の終了も近く、投稿を早急に行いたいので早期対応願います。’と送った所・・、12時間以内に返信来るという。最初からこうすればよかった。どうもヨーロッパは責任をしっかり胸に押し付けないと仕事が遅い傾向があります。

しかし元フェロー殿は今週の土曜日にやりますと言っておりました。果たしてその真偽のほどは?次の迎撃方法を考えながら待ちます。なにせ放射線科との研究が二つあり、両方共投稿前のため、さっさと一つ目の投稿許可が欲しいのです。タフになる経験が醍醐味といったら良心的に捉え過ぎかもしれませんが日本に帰国したらまた元に戻るのかそれとも少々図太くなっているのか??

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今日は諸事情につき実験が中止となってしまい、市街の運河地域を散歩しました。再開発でおしゃれなウォーターフロントになっています。普段古き良き英国地域に済んでいるので再開発地域は不思議な感じ。